リキュール

●リキュール(liqueur)とは、蒸溜酒に香味成分を配合してつくられる甘口の混成酒の総称で、果実やハーブなどの副材料を加えて調製した酒である。フランス、イタリア、ヨーロッパなどで作られることが多く、そのまま飲むこともあるが、ほとんどはカクテルやお菓子の材料として使用されることが多いだろう。一般の酒に比べると、濃縮されたような感じで甘い物はひときわ甘い。植物系の香味成分を用いたものには、カンパリやキュラソー、ベルモットなどがある。果実の種子などから作られるものもあり、カルーアやマリブなどでカルーアは牛乳で割ったカクテルのカルーア・ミルクが有名である。また、ヨーグルトや卵から作られるものもある。熱に弱い果実をリキュールにする場合は、蒸留せずに蒸留酒に原材料を浸して作られる浸漬法が向いており、一般的な済んだリキュールを作るには蒸留酒に原材料を漬け込み、蒸留して香味成分のみを残し、着色・加糖して仕上げる方法が用いられる。