ジン

●ジン(gin)とは、大麦、ライ麦、ジャガイモなどを原料とした蒸留酒で、トウモロコシやライ麦などを糖化・発酵させ、香料植物を加えて蒸溜したものである。主にオランダで作られていた。香り付けにねずの実を使用するのが特徴で、酒税法上はスピリッツに分類されていて、ストレートで飲む他にカクテルなどにも使用される。1660年にオランダの医学部教授が薬酒として開発したのが起源とされていて、解熱・利尿用薬用酒を目的に作ったものが、普通に飲んでもおいしかったことから生まれたと言われている。その後イギリスに伝わり、人気を博し「ジェネヴァ(Jenever)」が略されてジンと呼ばれるようになった。ジンにもさまざまあり、原型に近いものは「ジェネヴァ」、イギリス、ロンドンが主産地である「ドライ・ジン」、リキュールの一種となるスローベリーを副材料とする「スロー・ジン」、砂糖を加えた「オールド・トム・ジン」などがある。