●アクアヴィット(aquavit/akvavit)とは、穀類やジャガイモを原料とした蒸溜酒で、デンマーク、スウェーデン、ノルウェーなどで作られている。酒税法上はスピリッツに分類されていて、アニス、クミン、キャラウェイなどの、ハーブ・スパイスで香りづけされている。アクアヴィットは、「生命の水」を意味するラテン語の「Aquavitae」から由来しており、ドイツでは「シュナップス」と呼ばれている。また、ロシア語の「ウォッカ」やゲール語の「ウイスキー」も同じ「生命の水」を意味しているのである。ストレートで飲むことがほとんどだが、ビールと合わせて飲まれることもあるらしい。15世紀には、ヨーロッパ大陸から輸入したワインを蒸留して製造していたと言われているが、16世紀末に入ると穀物が使われるようになり、18世紀にはジャガイモが主な原料となり現在に至っている。そのジャガイモが北欧に伝来したのは1756年の「7年戦争」がきっかけだったと言われている。